昨年、サカエ店にてご紹介していたCecile Tulkens(セシル・トゥルケンス)。
新たに入荷したアイテムを加え、今シーズンよりチカラマチラボにて展開いたします。

kink sakae blog はこちらから→「 New Brand. “Cecile Tulkens”」

 

 

Cecile Tulkens(セシル・トゥルケンス)
セントラル・セント・マーチンズ校を卒業後,2020年にロンドンを拠点にスタートした,ニットウェアを中心に提案するブランド。英国やイタリアの伝統的なメンズウェア、テーラリングを背景に、ニットという素材と技法を通して、既存の衣服を独自の視点で再構築しています。伝統的な衣服の構造や素材への理解を深めながら、編みの技術や製作工程そのものを探求し,手動式の編み機を用いた製作や、英国国内の小規模なメーカーとの協業を通して、素材の特性を生かしたコレクションを展開しています。ニットウェアの伝統を踏まえながらも,その形をなぞるだけではなく,可能性を広げる独自のアプローチが特徴です。

 

 


Cecile Tulkens
POINTELLE GANSEY ROULETEE
color : Red , Black , Gray & Black & Silver

昨年も展開したCecile Tulkensの定番アイテム「GANSEY」。今シーズンは、REDが新色として加わりました。
イギリスの漁師たちが着用していたガンジーセーターをベースに、伝統的な構造と現代的なニット技術を融合させた,ブランドのモノづくりを象徴するような一点です。

直線的なパターンや脇下のガゼット、前後の区別を設けないネックの仕様など、オリジナルのガンジーセーターに見られるディテールを踏襲しながら、肩周りをシンプルに整え、裾には幅広のリブを採用。伝統的なワークウェアの要素を残しつつ、現代の装いに馴染むバランスに仕上げられています。

特徴的なのが、ブランド名を編み柄に取り入れたポイントエール編み。透かし模様によって生まれる繊細な表情が、質実なガンジーセーターの佇まいに新たな個性を加えています。

素材には英国産ウールを使用し、イギリス国内で製作。小規模な生産体制のもと、日本製のコンピューター制御によるホールガーメント編み機を用い、かつて手編みで作られていた構造を現代の技術で再構築しています。伝統的なニットの構造を受け継ぎながら、機械編みならではの可能性を引き出している点も、興味深いところです。

 

 

 

Cecile Tulkens
KNIT 49 LEATHER VEST
color : Brown

フロントには、エイジング加工を施したラムスキンを採用。着込まれたかのような革の表情と、深みのあるブラウンの色合いが印象的です。バックにはウール100%のニット地を組み合わせ、1950〜60年代に見られるレザーとニットのコンビネーションベストを思わせる構成に。レザーの重厚な表情に対し、柔らかなニットといった,異なる素材のコントラストが楽しめるベストです。
また,ライニングには、色鮮やかなターコイズブルーのレーヨン&アセテート生地を採用。滑らかな裏地によって、シャツやニットの上からも重ねやすく、表地との対比が際立つ裏地の色使いにも、デザイナーのセンスが感じられます。

 

 

 

Cecile Tulkens
PERFORATED CAR COAT
color : Brown

上質なアメリカ産のナッパレザーに繊細なパンチング加工を施すことで、レザー特有の重厚感に軽やかさと独特の表情を加えた一着。カーコートといっても、一般的なヒップが隠れるほどの着丈ではなく、裾が腰骨あたりにくるショート丈のバランスが特徴です。無骨な印象をもつカーコートも、セシルのフィルターを通すことで、どこか愛らしさを感じさせる佇まいになっています。
もともとカーコートは、オープンカーを運転する際に風や寒さ、ほこりなどから身を守るために生まれたもの。車に乗ったまま着用することを考えれば、ショート丈というバランスも理にかなっているようにも思えます。

首元や袖口、そして裏地には、ウールやシルクをはじめとするいくつかの素材をブレンドしたこだわりの生地を採用。背面には、パンチングの穴に毛糸を通し、「I’M TYING」の文字を描いた印象的なステッチワークが施されています。

 

 

早いもので10月も中旬に入り、秋もぐっと深まってくる頃。そろそろ冬支度を始めたい時期ですね。
今シーズンもKINKでは、今回ご紹介したCecile Tulkensをはじめ、さまざまなニットアイテムを取り揃えております。これから迎える寒い冬を暖かく、そしてお洒落に過ごすための一着を、ぜひ店頭でお探しください。

 

 

 

イソムラ

 

Posted by:chikaramachi lab.